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金融サービス

金融コアの周辺を統制して運営。

コアは顧客商品と取引を管理し続けます。Apusは組織の予算、支出、仕入先、資産、人材、統制フローを接続します。

既存コアを維持 役割別の承認 定義されたデータ範囲
対象: COO · CFO · CIO · リスク/コンプライアンス · 内部統制

データ範囲、導入モデル、各当事者の責任を組織ごとに定義します。

金融サービス
記録システム既存コア 
範囲社内運営 
開始点低重要度 

範囲と連携点は組織ごとに定義します。

システム境界

コアは金融商品を、Apusは組織を運営。

Apus導入だけを目的に記録システムを移しません。データ対象、書込権限、照合点を連携前に定義します。

1

専門コアが引き続き保持

  • 口座、契約、金融商品
  • 融資、リース、商品補助元帳
  • 決済、ウォレット、スイッチング、清算
  • 保険契約、引受、保険金、料率
  • 取引、保管、クリアリング、ファンド会計
2

統制された連携境界

  • マスターデータと原本所有
  • API、データ版、読取・書込権限
  • 連携ログとコア確認
  • 統制合計、差異、例外
  • 報告前の照合状態
3

Apusが管理する社内運営

  • 予算、支出、購買から支払
  • 仕入先、契約、資産、拠点
  • 人材、プロジェクト、IT費用
  • 権限、承認、操作履歴
  • 管理報告と統制証跡

Apusはコアバンキング、保険コア、取引システム、専門的な法定計算・報告エンジンを置き換えません。

運営課題

社内運営がコアの外に散らばると統制が切れます。

01

予算と支出が分散

申請、承認、実績が複数のファイルとシステムにあります。

統制とデータ

申請、上限、承認、支出コミットを責任ある一つの流れへ。

02

仕入先・契約・資産の共通文脈がない

記録と意思決定、処理履歴を結びにくい状態です。

統制とデータ

組織や業務ごとに記録、取引、所有責任、状態を接続します。

03

システム間エラーの発見が遅い

未確認の複製データが先に使われることがあります。

統制とデータ

管理報告に入る前に連携状態、差異、例外を追跡します。

オペレーションの一日

コアの隣で回っている、業務部門の一日。

下の四人は誰もコアに触れません。担当するのは組織自身が回している部分です。そしてその部分にも、コアと同じだけの統制の証跡が要ります。

予算統制担当

目的

出ていく一円ごとに、上限と承認者と痕跡がある。

モジュール
  • 財務
  1. その日の支出申請を開き、組織別・予算科目別に絞り込む。
  2. 上限に沿って承認する。その科目のコミット済み予算と残額が表示される。
  3. 証憑の足りない申請を理由とともに差し戻す。往復のやり取りは同じ一件の記録に残る。
  4. 当期のコミットと実績を比べ、どの科目が上限に近づいているかを見る。
  5. 商品業務から生じる会計データはコアが持ち続け、Apus は照合済みの分だけを受け取る。

購買部長

目的

仕入先を、申請から支払まで一つの型で回す。

モジュール
  • 購買
  • 財務
  1. 各部署の購買需要をまとめ、品目群でくくって見積を取る。
  2. 見積依頼を出し、同じ評価表の上で仕入先を比べる。
  3. 承認済みの契約と支払条件にひも付けて発注する。
  4. 支払申請へ回す前に、発注、検収、請求書を突き合わせる。
  5. 契約が終わるたびに仕入先を評価し、次回の購買で使えるよう記録に残す。

拠点・資産運営

目的

どの拠点が何の資産を持ち、いくら掛かっているかを把握する。

モジュール
  • 資産
  • 人事
  1. ある拠点の記録を開く。賃貸借契約、そこに置かれた資産、勤務している人員。
  2. 拠点間の資産移動を、引き渡した人と受け取った人とともに登録する。
  3. 設備の保全計画を組み、資産グループ別のライフサイクル費用を追う。
  4. IT 費用と社内プロジェクトを、組織別または施策別に追跡する。
  5. 経営会議に向けて、拠点の運営コストの数字を用意する。

内部統制担当

目的

聞かれたときには証跡がもうそこにある。あとから組み立てない。

モジュール
  • 権限・操作履歴
  • BI
  1. 連携ログを開く。コアからのどの取引が確認済みで、どれが未処理のままか。
  2. データが管理レポートに入る前に、差異と例外の一覧を見る。
  3. 異常な承認を一件追う。誰が、どの上限で、どの証憑に基づいて承認したのか。
  4. 職位ごとの権限マトリクスと、一人が二役を兼ねている状態を点検する。
  5. 監査から求められたら、その業務の統制証跡を一式で出力する。

上の手順はすべて企業運営の層に収まります。Apus は勘定系、保険基幹、取引システムを置き換えず、与信、支払、保険金の承認を自動で行うこともありません。

エージェントが担う仕事

突合、期日の督促、要約、集計。上の一日で繰り返し発生する部分です。

人が決める仕事

支出の承認、方針の決定、署名。判断が要る仕事は人のところで止まります。

コア周辺への導入

データと責任の明確な経路。

  1. 01

    記録システムを特定

    コア、原本、データ責任者、書込権限を整理します。

  2. 02

    重要度の低い業務を選択

    与信、決済、保険金判断に触れない社内運営から開始。

  3. 03

    統制と連携を設定

    役割、上限、入出力、例外、照合方法を確定。

  4. 04

    試行と証跡収集

    並行稼働、完全性検証、差異解消後に拡張。

導入・データ所在地は法的要件とユースケースの重要度で評価します。

適合範囲

成長しながら社内運営を標準化する組織に適合。

中規模の金融・リース会社

融資・リースコア周辺で予算、契約、資産、仕入先、拠点を接続。

規模化したFintech・決済事業者

IT費用、仕入先、人材、プロジェクト、統制証跡を管理。

証券仲介・保険代理・支援サービス

取引・保険コアを替えずに企業業務を標準化。

複数法人を持つグループが、現地の制度報告と連結報告を同じデータ層から作ります。 市場別に見る

稼働前の統制ゲート

導入は三つの問いから始まります。

01

どのシステムがデータを所有するか?

主原本、読取・書込権限、責任者を確認。

02

境界を越える必要があるデータは?

項目、目的、保存場所、保持期間を最小化。

03

検査時に必要な証跡は?

承認、変更、例外、照合、復旧、出力履歴を設計。

ソフトウェアは統制の実行を支援しますが、金融機関のコンプライアンス責任を代替しません。

FAQ

金融組織におけるERPの役割。

Apusはコアバンキング、保険、取引システムを置き換えますか?

いいえ。専門コアは顧客商品、取引、権利義務の記録システムです。Apusは社内運営と統制された境界に集中します。

金融組織に本当にERPは必要ですか?

予算、購買、仕入先、契約、資産、人材、プロジェクト、管理報告が必要なら有効です。ERPは商品補助元帳を置き換えません。

コアからApusへ何のデータを送りますか?

共通リストはありません。選択業務に必要なデータだけを対象とし、所有、書込、確認時点、照合を連携ごとに定めます。

組織のインフラに導入できますか?

SaaSとオンプレミスがあります。最終選択、データ所在地、運営責任は法令、分類、重要度で評価します。

AIが与信、決済、保険金を自動承認しますか?

この範囲では行いません。AIは検索、要約、草案、例外分類を支援できますが、重要判断は規則、権限、人の承認に従います。

Apusの利用だけで規制準拠になりますか?

いいえ。Apusは範囲内の統制と追跡を支援しますが、法的義務、リスク管理、統制有効性は組織の責任です。

境界が明確な一つの業務から。

設定前に記録システム、データ範囲、承認要件、必要証跡をApusと定義します。

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